看護師を辞めて後悔した?ブランク数年の私が正直に答えます

看護師辞めて後悔した?正直な気持ち

看護師を辞めたとき、

これでよかったのかな?

そう思いましたか?

ゆる

私はそう思いました。

育児を経た今だからこそ言える、後悔したこと・しなかったことを正直にまとめます。

目次

まず、私がどんなふうに辞めたか

私は急性期病棟で9年半働きました。
脳神経外科・神経内科病棟で7年、循環器内科・心臓外科病棟で1年半、コロナ専用病棟で1年。

辞めたのは、結婚による転居がきっかけです。
「辞めたい」という気持ちはずっと前からありましたが、自分から踏み出すことはできなかったんです。

ゆる

結婚という大きなライフイベントが、背中を押してくれた形でした。

その後は派遣・単発の看護師として約1年働き、妊娠を機に現場を完全に離れました。

今は2人の子どもを育てながら専業主婦をしています。
ブランクは4年近くになります。

なので私は「辞めたくて辞めた」というより、「辞めるきっかけをもらえた」という感覚に近かったです。

だからこそ、「後悔するかどうか」は、辞めた直後よりも時間が経った今の方が、正直に答えられる気がします。

後悔していないこと、正直に話します

両手を広げて喜ぶ女性

①「行きたくない朝」がなくなったこと

ゆる

仕事行きたくないな…
今日は誰と勤務だっけ…
あの患者さん、昨夜どうだったかな…

辞める前、毎朝目が覚めるたびにこういった気持ちが先に来ていました。

仕事が好きな部分もあったし、やりがいを感じた瞬間もたくさんありました。
でも同時に、職場に向かうたびに体が少しずつ重くなっていた、というのも本当のことです。

辞めてしばらくして、「あ、今日は何も考えずに目が覚めた」と気づいた瞬間がありました。
それがどれだけ特別なことか、辞める前の私には想像もできませんでした。

「行きたくない朝」がなくなることで、取り戻せた心の余裕は、思っていたよりずっと大きかったです。

②看護師を辞めても「自分」はなくならなかった

辞める前、私は「看護師を辞めたら自分が何者でもなくなるんじゃないか」という感覚を持っていました。
9年半、看護師としての時間がほとんどすべてだったから。

ゆる

でも、辞めてみたら、そんなことはありませんでした。

子育てをしていく中で、「私って看護師のとき、こういう視点を大事にしてたんだな」と気づくことがある。
患者さんの話をちゃんと聞く、異変に気づく、優先順位をつけて動く。
そういう感覚は、看護師を辞めたって消えていない。

看護師という肩書きが消えても、あなたがこれまで積み上げてきたものは、ちゃんとあなたの中に残っています。

③「選ばなかった道」への執着が消えた

辞める前は、「もし別の病院だったら」「もし別の科だったら」と考えることがよくありました

でも辞めてしまうと、その「もしも」への執着がすっきり消えました

辞めたことで、あの職場での経験が「終わったこと」として整理されたのだと思います。
終わりがあるから、きちんと過去になれる。

今の私は、脳神経外科での7年間も、コロナ病棟での1年間も、全部「あってよかった経験」として振り返ることができます。

ゆる

辞めなければ、ずっとその中にいて、整理できなかったかもしれません。

後悔していること、これも正直に話します

頭を抱えて悩んでいる

①「もう少し余力があるうちに動けばよかった」

辞める決断自体は後悔していません。
でも「辞め方のタイミング」については、今でも少し思うことがあります。

私は結婚というきっかけがなければ、自分から辞める決断ができなかったと思います。
それくらい、追い詰められるまで動けなかった。

「もう少し早く、自分の意志で転職や働き方の見直しを考えられていたら」と思う気持ちは、正直あります。
追い詰められてから動くと、選べる選択肢が少なくなることがある。

ゆる

余力があるうちに選択肢を見ておくことの大切さは、辞めた後の方がよくわかりました。

②看護師としての時間が「途切れた」という感覚

これは後悔というより、今も抱えている複雑な気持ちに近いです。

4年近くのブランクがある今、「もし仕事を続けていたら今頃どんな看護師になっていたかな」と思うことがあります。
あのまま続けていたら、どこかに行き着いていたかもしれない。

でも同時に、「あのまま続けていたら、今の子どもたちとの時間はなかった」とも思います。

どちらが正解だったかは、今でもわかりません。
たぶん、どちらも正解だったんだと思います。

ゆる

人生に「正解の道」は一本じゃない、というのが、辞めた後に気づいたことの一つです。

③「看護師を辞めた自分」をどう説明するか迷う瞬間が今もある

これは小さなことかもしれませんが、正直に書きます。

初対面の人に「お仕事は?」と聞かれたとき、「元看護師で今は専業主婦です」と言うのに、最初は少し抵抗がありました。

「元」がつくことで、なんとなく「辞めてしまった人」というイメージになる気がして。
看護師という職業の社会的な重さを、辞めてから改めて感じた気がします。

ゆる

今はそれほど気にしなくなりましたが、辞めた直後はこの「肩書きがない感覚」に慣れるまで、少し時間がかかりました。

「後悔するかもしれない」という恐怖について

ここまで読んで、「後悔することもあるんじゃないか」と感じた方もいるかもしれません。

正直に言います。
後悔することは、あるかもしれません。

でも、辞めたことへの後悔辞めなかったことへの後悔
どちらが自分にとって重いかを考えてみてほしいのです

「辞めたい」という気持ちが長く続いているなら、辞めずに今の状態が続いたときの自分も想像してみてください。
1年後、3年後、同じ場所で同じ気持ちのまま働いている自分。

それは、後悔じゃないですか?

ゆる

私が経験したのは、「辞めたことへの後悔」よりも「もっと早く動けばよかったという後悔」の方が大きかったということです。

「辞めて後悔するかも」という恐怖は、「このまま続けて後悔するかも」という可能性と、ちゃんとセットで考えてみてください。

「辞める前にやっておけばよかった」と思うこと

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後悔の話をしたので、「辞める前にやっておけばよかった」と感じることも、正直に書きます。

転職サイトに早めに登録して、選択肢を見ておけばよかった

私は病院を辞めるときに転職サイトに登録しましたが、もっと早い段階で情報収集をしておけばよかったと思っています。

「辞めたい」と思ってから実際に辞めるまでの間、転職や別の働き方の選択肢をほとんど見ていませんでした。

「どうせいい条件の病院は選べない」と思い込んでいたし、「辞めたいと思っている段階で転職サイトを使っていいのか」も迷っていました。

ゆる

でも実際に登録してみると、「こんな働き方もあるんだ」という発見がたくさんありました。
その情報を、もっと早くから持っていれば、選択肢が広がっていたと思います。

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「辞めたい理由」を誰かに話せばよかった

辞めたいという気持ちを、誰かに正直に話したことがほとんどありませんでした。

ゆる

辞めたいとは口にしてはいましたが、本気で考えているということは誰にも話したことがなかったです。

でも、話すことで気持ちの整理ができたり、自分が本当に悩んでいることの輪郭が見えたりします。

弱音を吐くことは弱さじゃないし、話すことは次の一歩への準備になります。

今、辞めることを迷っているあなたへ

「辞めて後悔するかどうか」は、辞める前には絶対にわかりません。

私の話を読んで「後悔することもあるんだ」と思った方もいれば、「思ったより後悔していないんだ」と感じた方もいるかもしれません。

どちらの感想を持ったとしても、それはあなたの中にある「どうしたいか」のヒントだと思います。

一つだけ伝えたいことがあります。

「辞めたい」という気持ちが長く続いているなら、それ自体がもうサインです。

ゆる

気持ちが消えるのを待ち続けることが、必ずしも正しい選択ではないことを、私は辞めた後に学びました。

今すぐ辞めなくていいし、今すぐ決めなくていい。
でも「選択肢を知っておくこと」だけは、今日からできます。

転職サイトに登録して求人を眺めるだけでも、「他にも道があるんだ」という感覚は変わります。

それだけで、「辞めたい」と思いながら毎日を過ごす重さが、少し違って見えてくることがあります。

まとめ|後悔より大切なのは「自分に正直でいること」

胸にハートを抱えている

私が看護師を辞めて、時間が経った今思うことをまとめます。

後悔していないこと
  • 「行きたくない朝」がなくなった
  • 看護師を辞めても自分はなくならなかった
  • 過去の経験が「終わったこと」として整理できた
後悔していること(正直に)
  • もっと余力があるうちに動けばよかった
  • 看護師としての時間が途切れた感覚は今もある
  • 辞めた直後の「肩書きがない感覚」に慣れるまで時間がかかった

どちらも本当のことです。
でも「辞めなければよかった」とは、今も思っていません。

ゆる

後悔するかどうかより大切なのは、「今の自分に正直でいられているか」だと私は思っています。

「辞めたい」という気持ちが長く続いているなら、その気持ちはちゃんと本物です。
その気持ちに正直でいることが、後悔しない選択につながっていく。

あなたにとって、自分らしい選択ができますように。

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